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総がかり行動　野党共闘訴える

２２００人がつめかけ、急きょ北支部会館を第２会場とした総がかり行動（写真は北とぴあ、東京地評提供）

　【北・建築事務・土澤早苗記】１２月１９日、北区北とぴあで「戦争させない９条を壊すな！総がかり行動実行委員会」主催の「自衛隊を戦場に送るな」講演会が開催され、予定を大きく超える２２００人が集まり、急きょ北支部会館を２次会場として開放、１７０人を受け入れました。
　主催者の高田健さんが２０００万人署名と、国会総がかり行動を提起、安保法制廃止市民連合の中野晃一さん（上智大学教授）が「安保法制廃止と自由が守られる立憲主義の回復を求める」と宣言し、野党は思想・信条超え共闘をと訴えると、民主、共産、社民、生活の党の連帯のあいさつのあとには「野党は共闘！」というコールが響き、各党は手を取り合い応えました。
　元レンジャー部隊の井筒高雄さんの「安全保障関連法と自衛隊」という講演では、「集団的自衛権は戦争をするもので、人を殺し、殺されるもの」。そして「隊員の戦死への対応は決まっていない」「自衛隊は災害派遣に向いており、戦争には不向きである」など元自衛隊員ならではのなまなましい話がありました。
　最後に「２０００万人署名と戦争法廃止の取り組みのすそ野を広げよう」と決意表明し、閉会しました。