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建設産業従事ノウハウ

じん肺・アスベスト・職業病認定の取り組み
 
  1.アスベスト(石綿)は、どのような建築材料に含まれているのか?
   

 アスベスト(石綿)は、耐火性・耐久性に優れているため、さまざまな製品に利用されてきました。日本のアスベスト輸入量は、1945(昭和20)年ごろから増加し続け、1970年代にピークとなりました。その後、特に発ガン性の高い種類のアスベスト(クロシドライト、アモサイト)が輸入禁止となったことを受けて、アスベスト(クリソタイル)の輸入量は減少、平成16年10月にようやく原則禁止となりましたが、輸入されたアスベストは、ほとんどが建築材料に使用されています。
  次の表に各職種における使用建材と曝露作業を挙げておきますが、これはほんの一例にすぎません。自分の職種にかかわらず、このような作業の現場にいることで、アスベスト(石綿)を吸い込むことになるのです。

   
職種 含有建材 曝露作業
大工、サイディング工 石綿ボード、天井材、外壁材、防火壁 切断作業、取付け作業
電気 天井材、壁材 配線時の穴あけ作業
左官、塗装 壁材 壁の剥離作業
保温工、空調 断熱材、保温材 切断作業、取付け作業
鉄骨 鉄骨被覆材 敷設・除去作業
鳶、はつり、解体 鉄骨被覆材、断熱材、壁材など 解体作業
床・内装 床材 切断作業、取付け作業
舗装 アスファルト 敷設・除去作業
屋根 スレート瓦、波形スレート 敷設・除去作業
 
  2.職業病労災認定に取り組む東京土建
     職業病とは、仕事が原因の病気をいいますので、労災保険が適用されます。まじめに働いてきた結果、職業病に罹患した仲間の権利を守る取り組みとして、東京土建では肺ガン等の病気を職業病としての労災認定させる運動に取り組んできました。
  東京土建は、組合員のいのちと生活を守る活動として、入院レセプトの点検や健康診断の胸部レントゲン再読影等で対象者を掘り起こすことにより労災請求に結び付けています。2020年7月15日現在992人の方が労災認定されています。
    
 
  3.職業病の相談をしたい場合
     みなさんのお話をお伺いし、専門医のご紹介、労災申請のアドバイスを行っています。くわしくは支部にご連絡下さい。
 
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